m | n ⇔ ∃q∊ℕ s.t. n=qm (n は m の倍数)で定義されていたが, これを次のような自然な形で ℕ∪{0} 上に拡張する:
この拡張された定義でも, | は ℕ∪{0} 上の半順序になる(これを確かめるのは容易である). そして, 任意の n∊ℕ∪{0} に対して, 0∙n=0 だから, n | 0 となる (n を 0 倍したものは 0 だから, 0 は n の倍数). つまり, 0 は ℕ∪{0} の | に関する最大元なのである.
m | n ⇔ ∃q∊ℕ∪{0} s.t. n=qm (n は m の倍数;ただし,0倍したものも倍数と見なす)